筬打ち部品の軽量化と剛性アップ、バランスウェイトの最適化により、更に振動を低減しました。
難易度の高い織物を高品質で安定生産することをコンセプトにLWT710で培った筬打ち技術を進化させました。
マイクロノズル
当社オリジナル筬打曲線により、十分な緯入れ時間を確保し、安定した稼働が可能になりました。また、マイクロノズルとの組み合わせにより、更なる稼動向上が実現できます。
糸先端を従来よりも早く把持することで緯糸張力を均一にし、品質向上を実現します。
高速時の安定した緯入れと広幅製織に適したポンプを用意しました。
パワーアップした主制御CPUが、送り出し・巻き取り等の各装置をコントロールし止段を防止します。
瞬時に立上げ可能な超起動モーターを採用し、ファーストピックの十分な筬打ち力を確保できます。さらに、デルタ・スターのいずれかを選択することによって、異なる起動トルクが得られ、厚段・薄段を防止します。
停台要因や停台時間に応じて、起動時の送り出し量を任意に設定し、止段を確実に防止します。
機械の停止直後にたて糸を送り出すことにより、スロー逆転中のリードと織前の接触を防止し、止段の原因を排除。再起動時に復帰し、通常の織前位置で筬打ちを開始します。
織物種類や止段の状態に応じて、機械の停止・起動角度を任意に設定できます。
モーター制御により任意の巻き取り張力に設定可能です。巻きシワなどを防止し、布品質の向上が可能です。
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オプション